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日々是決戦!明日に向かって売るべし。

~ ライジングコーポレーション、太陽光ぢゃないほうのスタッフブログ ~

杭を残して悔いを残さない境界確認の必要性について

先日、知り合いの土地家屋調査士と話していると、

「最近、土地の境界線におけるトラブルの相談が増えてきた」と言っていました。

そこで、私の経験から「そもそも土地の境界線ってどうやって決めるのか?」を説明します。

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「杭を残して悔いを残さず」

これは、土地家屋調査士や私たち不動産会社の間ではよく使われる言葉。

簡単に説明すると境界を明確にしておかないと・・・

後々のトラブルに巻き込まれ、土地(資産)が減ったり無くなったりしますよということ。

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自分の土地だからといって、境界杭は勝手に入れることはできません。

「勝手にこの辺かな」と入れた杭はもちろん無効です。

必ず、測量士や土地家屋調査士など然るべき資格者が入れ、法務局へ届け出たものが有効となります。

ただ、杭を入れてもらうと一口にいっても実はかなりお金と時間が掛かります。

場合によっては、境界画定に当たって隣地立会人が10人以上いたりすると・・・

100万円以上掛かったなんて話も、少なくない話。

そして、「官民境界」となると公道の所有者である市や県の立会となります。

お役所都合ですから、すぐには立会してもらえません。

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ただ、不動産取引では重要でシビアな話に発展しかねなません。

なので、土地の境界線の確定はとても重要になります。

多くのエンドユーザーは、土地を購入する際、立地と雰囲気を特に注力して検討します。

敷地の形と広さは、営業担当の言葉と物件資料を信用してか、あまり気にかけない方が多いようです。

しかし、何度もいいますが、必ず、境界には細心の注意を払うようにしてください。

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そもそも、自分が購入する土地のどこからどこまでが敷地なのか・・・

きちんと確認しないまま取引はできないはずです。

しかし、実際はあまり気にしないまま取引を進めて・・・

大きなトラブルに発展していることはよくあります。

特にトラブルが多い理由のひとつに便利なインターネット広告が挙げられます。

土地を購入検討する際、インターネット広告にすべて載っています。

営業担当に営業をかけられたくないユーザーは、自ら見学に行くことがほとんどです。

その時、営業担当が同行していないので、無断で敷地に入ることができません。

結果、境界の確認はできなかったり、・・・

「だいたいあの辺か」くらいで勝手に判断して済ませてしまう場合が多いようです。

一番最悪なパターン、自分で判断してしまう人が多いようです。

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代金を支払ってから、気づいててももう遅いです。

なので、必ず引き渡しまでに境界杭の種別の確認。

そして、杭がなければ売主に立ち会ってもらい隣地の方と境界の確定をしてください。

まずは物件を見学した時、営業担当に、

「カンミン(官民境界)終わってますか?」

「ミンミン(民民境界)だけですか?」

と専門用語で、聞いてみてください。

その答えに対応できない営業担当は、アホです(笑)。

そんな営業担当から、買うのは止めといた方がいいでしょう。

ちなみに「官民境界」がマストではありません。

前面道路が公道であれば・・・

隣地所有者との境界確認が終わっている「民民境界」でも問題ないと思います。

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境界を確定して初めて隣地との越境関係が明確になります。

隣地から、または隣地へブロックや樹木などの越境はありませんか?

越境が発覚した場合、その解消についてきちんと取り決めがされていますか?

例えば、ブロックや樹木などが出ていた場合・・・

越境物が簡単に撤去できるケースでは、引き渡しまでに撤去します。

それがトラブルを避ける一番有効な方法です。

そこで問題になるのが、撤去費用を誰が負担するかです。

一般的には越境している側の責任にて撤去になります。

ただ例外的に早期解決のため、すべて売主が負担することもあり、場合によります。

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しかし、多くの場合は越境物の撤去が難しいケースがほとんどです。

「屋根が越境している」「建物の基礎が越境している」など・・・

建物躯体そのものの場合は本当にシビアな話になります。

「まさか、建物が?」と思う方も多いでしょうが、不動産取引の現場では多くある話。

建物が越境していて、撤去するのに莫大な負担がかかるようなケースもあります。

その様な場合は、「覚書」を交わして現状にて引き渡しとなるケースが一般的。

「将来、建て替えを行う際は、越境物を取り壊すこと」

「またこの覚書は第三者に所有権が移っても効力を発するものとする」

といった文言を必ず入れておきましょう。

越境問題は比較的多く発生するトラブルのひとつです。

対策をしっかりと勉強して、大きなトラブルに発展させないように気をつけましょう。

(営業開発課/延時=文) 

 

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